Mへの手紙、又はメール。

Mへの手紙、又はメール。

2003/09/10 (水)


Mへ。
元気にしていますか？
私はもうこの間のメールでMへの連絡を最後にしようと思ってた。
言葉上は忙しいからってことにして。
でも、あれ以来Mの事が頭に浮かんで離れないんだよ。
自分は気にしてないつもり、もうMの事を忘れよう。
Mなんて私の人生にはいなかったって風にリセットしたい気分なのに。

で、思った。
表面上はMと別れたつもりでも意識の世界ではまだ関係が完結してないんじゃないのかなって。
これじゃいけないと思った。
やっぱり私の本当の気持ちを伝えないといけないんだなって。
本当は、もし別れるにして本当の気持ちを言ってからって事も考えた。
けれど、もしそれやると、そこで新たな話し合いが始まって又Mとの
関係が続いていくんじゃないかってそれが嫌で本当の気持ちを伝えるのをやめていた。

けど、今日はそんなわけで、Mへの本当の気持ちをここに書き出してみよう
って思ってます。
Mが読んでくれているかどうかは別にして。

私は正直いってMのことうざいって思ってた。
Mが私に書き送ってくるメール読んでつまんないって思ってた。
ただ、中学時代を一緒に楽しく過ごした記憶があるからそれでMとは
メール交換していた。
でも、今の私にはMの話しは本当に響いてこないんだ。

お互いに結婚して子育てしてる身だから、子どもの話やダンナの話しや
姑の話なんて共通の話題はあるはず、だし、何度かやったことあるよね。
でも正直言って、私にはそんなことどうでもいいことだった。
Mと話しをするのは。
もちろん私にだって子どもの悩みや色々あるよ。
けれど、それは私にとってはMに相談するようなことじゃあなかったんだ。

Mは多分私に聞いて貰いたかったんだろうなって思うんだけどね。
それより、そう。
私が何年かの間お互い音信不通で、今頃になって私の事を求めてきた
Mの意図が私にはなんとなく感じ取れてその意図が嫌だったんだ。

それはお互いのかつての友人であるWのことだ。
私がMとWと距離をとったあと二人はとても仲良くしていた・・
らしいよね。
でもそうしてるうちにWにはネットで知り合った友人ができて、
Wはその人とまるで前世からの縁みたいなもんを感じるくらいの親友
関係になっていった・・・らしいよね。
Wはその人と毎日毎夜、長電話してお互いの悩みなんかを聞いたり
聞いてもらったりしていたんだってね。

私は私達のもう一人別の共通の友人Kからそのことをきいていたんだ。

私はさ。
そういうWとその友人の関係性がMも欲しくなったんじゃないかなって
それでそのWぬおける友人の人の役をMが求めてきたって・・・
これは一種の直感みたいなモンだった。

Mが私に送ってきたメールに「子どもが寝たあとの夜、深夜遅くまで長電話してるのが
主婦だよね」って書いてきたときは、私は正直おかしかった。
何いってんの？って。
そういうふうな主婦の括り方だとか、まるでそれが世間での常識みたいな書き方が。
「M、あんたって何にも考えてないじゃん」みたいに。

その後に続くダンナへの愚痴と子どもの自慢・・・
そういうの読んで、相手は嬉しいだろうかって、Mは考えた事あるかなぁ〜
って考えちゃったよ。
ちっとも私の気持ちを分かってくれないって自分のダンナを罵倒する傍らで、毎回そういう内容の
メールを送ってくるMって何？って。
正直やめてくれ〜〜って思ったよ。
私はそういう話しと付き合ってる暇はないんだ〜〜って。
嫌、例え、私がすんごい暇でしょうがない人間ったとしても
そんな話しはやっぱり聞きたくない〜〜〜って思うね。

私、Mがあの頃からまったく成長してないなんて思ってないよ。
結婚、出産を経験すればそれなりに人は知っていく事とか学ぶ事とか
否応なしにあると思うんだ。
けど、私の求めてる成長の方向とはちょっと違うみたいだった。
正しいとか間違ってるとかじゃなくってね。

だから、Mがご近所に新しい気のあいそうな友人ができたってメールで
くれた時は正直嬉しかったよ。
もうめいっぱい仲良くしちゃって下さいって。
きっと気の合う友人ってことは会話の内容も見えてくるよ。
でも、それがMの楽しいことならそれでいいんだって私は思ってる。
それぞれが楽しいと感じる場所にお互いが無理することなくいるってのが
私の信条みたいなもんの一つだからさ。

今日いいたかったことはなんとか書けたみたい。
ちゃんと説明になってるか伝わってるかどうかは分からないけど、
とりあえず自分の本当の思いを書いてみた。
MはMが幸せと感じる場所でずっと幸せでいてください。
Mの側に私がいなくても。
私は私が楽しいと感じる場所にるからね。
じゃあね。